兵庫県 洲本市

洲本市五色町都志は廻船業を興し、蝦夷地開拓や日露民間外交の先駆者として活躍した高田屋嘉兵衛の生誕地です。嘉兵衛は22歳の時に兵庫へ出て拠点を構え、後に箱館（函館）に拠点を移し、幕府の御用商人となり豪商への道を歩みます。択捉島と国後島間の航路開拓や漁場を開くなど、北方の開拓者としても活躍しました。

  • 船主集落

洲本市の構成文化財

  • 都志八幡神社奉納物

    北前船の船乗りに崇拝され、石灯籠が奉納される。また、高田屋嘉兵衛がロシアに捕えられた際、無事を祈願して寄進された随身門がある。

  • 高田屋嘉兵衛邸宅跡

    北前船で財をなした豪商高田屋嘉兵衛の邸宅跡。

  • 都志の町並み

    北前船主たちが軒を連ねた港町に、江戸時代の地割りを伝える細い路地が残る。

  • 高田屋関連資料群

    北前船主・高田屋の北前船に関連する資料群。

  • 都志八幡神社御船歌

    北前船の船乗りに崇拝された都志八幡神社で奉納される船歌。